マイナンバーカードと監視カメラの危ない関係
マイナンバーカード(マイナカード)の導入について多くの議論が交わされている。
マイナス面の指摘が多いようである。私もこちら側の一人として見落とされている
点を述べたい。
マイナカードを保有していると、成人ならば10年毎に顔写真の入れ替えと5年毎
に住所の確認があるようである。2年ほど前に、保有5年を迎えて、市役所へ住所の
確認に出向いた。その際の必要書類などは忘れたが、それは以下とあまり関係がな
い。その際に、現在の美顔(?)と顔写真のチェックも行われた。多分、美顔も写真
に撮り、それと顔写真のチェックも行われたのではないか。
問題は監視カメラの多さである。知らないうちに、あちらこちら設置されている。
事故や事件などで、テレビで監視カメラの映像を目にする機会が多い。こんなとこ
ろにも監視カメラがあるのかと驚いております。カメラ映像の顔認証(顔写真間の
比較)技術はとんでもなく進歩している。さらに映像を電子データとして保存する
際の映像の圧縮・伸張チップも高性能化している。これを実感したのは、パチンコ
の初代「花の慶次」である。それで、そのチップ製造メーカーの株式も購入し、
株主総会にも行ってその圧縮・伸張チップの話も聞いた。(情報を得るためにはヒ
マ、テマ、カネがかかります。)
このような状況下では監視カメラのデータは多量に低価格で保存・送受信できます。
さらに、圧縮データで認証できるならば、極めて短時間にアナタの美顔と某所での
監視カメラのアナタの映像の一致が得られます。
さらなる問題は監視カメラ大国に向かっている現在の状況と警察などが勝手に監視
カメラの映像を利用していることです。アナタが悪所で遊んでいたことも分かり、
それをもとに誰かのユスリ・タカリに合うこともあります。例えば韓国では背番号
カード(マイナカードと同じようなものと思います)ですべての国民を管理すること
ができます。多分、このカードは銀行口座、スマホ、クレジットカードなどに紐づ
けされています。それゆえに、コロナの10万円給付のようなことも早期にできました。
さらに、警察権力なども用いてコロナの最初のクラスターを抑え込みました。次の
イテオンのクラスターの抑え込みは失敗しました。かの地の人たちは「飲食店の名簿
記入にデタラメな名前、住所、電話番号などを記入。それに現金決済、電話電源の
切断など」で対応した。(韓国の情報はかの国の有力新聞の日本語版から得ています。
Yahooから得られますが、記憶違いもあり得ます。) 監視カメラ大国の中国では背番号
カードがないのではと思います。もし、これがあればとんでもない事が起こっている
はずです。
マイナカードに顔写真が必要ならば、監視カメラのそれとの安易な接続を検討すべ
きです。どうして、こんなにも監視カメラが増えているのか。そして警察権力がそれ
を利用しているのか。これらには国民の同意が必要です。悪所に出入りするアナタは
特に心配する必要がありますよ。もちろん私も。
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