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2006年3月25日 (土)

花咲けば、老木はことに

 もうすぐ桜が満開となる。桜の花は気分を高揚させる。それにしても、桜の木の寿命は短い。短すぎるといえる。そして、老木の木肌はあまりにもいたいたしい。
 満開の老木をみると、いつも下記の西行の歌を思い出す。
    花咲けば、老木はことに、あわれなり
      今幾たびの、春にあうべき
桜の老木のいたいたしさがよく表現されていると思います。なお、老木は西行自身でもある。上記の歌はかなり以前に覚えたもので、少し間違っているかもしれません。私の記憶では、老木は「ろうぼく」と読む。正確さをきすために、幾つかの図書を調べてみたのですが、この歌に出会うことができませんでした。その代わりに類似している西行の歌に出会いました(以下の2首は正確です)。
    わきて見む、老木(おいぎ)は花も、あわれなり
      今いくたびか、春にあふべき
 もちろん西行のみた桜と私たちのみる桜とは違う。西行のみた桜の老木は、私たちがみている桜の老木の木肌のようにいたいたしかったのだろうか。私は、勝手に西行がみた老木もいたいたしかったであろうと信じています。
 西行といえば、以下の歌も書いておかなければならない。
    願はくは、花のしたにて、春死なん
      そのきさらぎの、望月の頃

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