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2006年4月 1日 (土)

靖国問題、ポスト小泉、ポスト前原

 靖国参拝をめぐって、中国の胡国家主席がビーンボールを投げた。彼は『靖国参拝をやめれば、日中首脳会談を開く用意がある』と、31日の橋本元総理などとの会談で述べた。この発言は、ポスト小泉の有力候補の安倍氏や麻生氏などの頭部をねらって投げた球、つまりビーンボールである(3月19日の当ブログで、私は中国首脳がこの種の球を投げることを指摘した)。この球によって、打者の安倍氏は腰が引けるであろう。私のみるところ、麻生氏はビーンボールにひるまないと思う。
 私は前記のブログで、ポスト小泉として、直球の他に変化球を投げられる投手に交代することを望むと記した。しかし、中国首脳のようにビーンボールを平気で投げるような投手は好きではない。
 31日には、民主党の前原代表が辞任した。その後任に、小沢一郎氏の名前があがっている。小沢氏は、小泉総理と同様に、直球、それも剛球を投げられる。加えて、かくし球も得意である。しかし、小沢氏は変化球の制球が悪すぎるようである。
 私は、2大政党の確立、および政権交代可能な野党の出現などの観点から民主党に大いに期待している。その民主党のためにも、小沢氏の活躍を望んでいる。小泉政権下で拡大した格差、その格差が定着しつつある今日の状況などを考えると、小沢氏が力説していた「開かれた社会」を作り上げる努力の必要性を痛感している(この点については、昨年の7月2日の当ブログも参照)。ただ小沢氏は党首や代表などには向いていないようである。小沢氏は参謀、あるいは黒子に徹した時にその持ち味が発揮されるようである。
 ホスト前原としては、中継ぎという性質も考えると、味のある変化球を投げる渡部恒三さんが最適であるようである。小泉総理と渡部氏の党首討論は見もの、正確にいうと「聞きもの」になるはずである。鋭角的な物言いの総理に対して、まったりの会津弁の渡部氏。テレビなどで中継されれば、国民の人気は渡部氏になびくであろう。

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