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2006年7月22日 (土)

8月15日の靖国参拝

 今年の8月15日に、小泉総理が靖国神社を参拝するであろうといわれている。しかも、この確度は高いともいわれている。はたしてそうであろうか。
 私は、当日参拝するとしても、日中ではないと思う。朝方か夕方ではないであろうか。小泉総理は、大好きな映画のゲーリー・クーパーよろしくhigh noon (正午、映画の邦訳名は「真昼の決闘」)に靖国に出向くとは思えない。総理の信念で8月15日に靖国に出向くのであれば堂々とhigh noon頃に参拝すべきであろう。
 総理の靖国参拝が引き起こすマイナスの影響度は次のようになろう。影響度の大きい順に記述。
◎ 8月15日のhigh noon頃に参拝
 この場合は、中国、韓国などから大きな非難が寄せられる。その結果として、安倍氏の次期総理の目は小さくなるであろう。福田氏が立候補しないので、非安倍氏の一本化次第である。高村氏あたりが手を上げると面白いだろう。(ただしこのケースは、昭和天皇の靖国発言メモが公表されたので、確率が低い。)
◎ 8月15日の朝方や夕方にコソコソと参拝
 この場合は、中国や韓国の非難は大きくても、それなりにカッコウはつくであろう。その結果として、次期総理が誰になるかの推察は難しい。安倍氏がやや優勢。
◎ 8月15日以外に参拝
 この場合は、現在の日中、日韓関係が継続する。つまり、2つの国とわが国の関係は政冷経熱が続くことになる。この場合の次期総理は安倍氏で決まりであろう。
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 私は、残りの任期中の小泉総理の靖国参拝には反対である。小泉総理が主張するように、彼の場合は「靖国参拝は心の問題」ではない。総理という立場では、心の問題にも制約があるからである。また、外交は外形的要素が大切であるからでもある。以前の当ブログ(3月10日)で、リルケのいう「眼の仕事」と「心の仕事」にふれ、外交では「眼の仕事」が重要視されると述べた。
 私のみるところ、小泉総理は内政では一貫して「眼の仕事」を重要視してきたと思う。その半面で、「心の仕事」をおろそかにしてきたと思う。この点については、医療費や税金負担の急増に対する高齢者の嘆きを想起されたい。

追記:来年の参議院選挙では、自民党は誰が総理であろうとも、民主党に負けるであろう。高齢者や弱者切捨て政策という小泉総理のツケが次期総理に回ってくるからである。ひょっとすると、公明党は選挙前に連立から離脱するかもしれない。健全な2大政党制の成立のために、民主党の小沢氏へ期待しています。(ただし、小沢氏は心の底から変わらなければならない。)

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