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2006年7月 1日 (土)

明日の将棋、電脳に負けそうな頭脳への応援

 日本将棋連盟が「将棋脳」の解明をめざすという。これは、「将棋では、おそらく頭脳が電脳に負けるのではないか」と連盟が危惧していることの表れではないだろうか。当ブログでも、将棋脳、囲碁脳、そろばん脳などにふれ、それらと電脳との関係も述べた(2月11日、18日、25日)。
 前記の当ブログの中の「頭脳とコンピュータ・ソフト」で、将棋ソフトは極めて強いが囲碁ソフトは格段に弱いと述べた。チエスの世界チャンピオンもスパコンに負ける時代になった。このような状況下で、将棋の名人もやがてスパコン、あるいはパソコンに負けるであろうといわれている。それも、かなり近い将来と予想されている。私もそのように思っている。頭脳が電脳に負けるのをみるのは悔しいので、日本将棋連盟の代わりに、私が負けない対策を考えた。米永会長、参考にしてください。
 電脳の弱点は直観や図形処理にある。この分野では、頭脳の電脳への優位性は当分揺らぐことはないと思う。それは、囲碁ソフトを利用すると直ちに理解できると思う。そこで、将棋の囲碁化を図る。それは極めて簡単である。
 将棋の駒の機能・働きなどやルールはそのまま維持し、駒のみ色付けするのである。例えば王将は金色、飛車は青色、香車は茶色などである。そして、成り駒には斜線を加えるのである。駒の向きのためには、前方に印をつけるなり、前方の一端を少し削る。駒の形は四角形で、なるべく将棋版の枠一杯の大きさになる方がよい。駒のない所の枠は白色でうずめる。対策は、これだけでよい。この時、将棋の棋譜はパッチワークのようにみえるであろう。以下、このような将棋を「画像化された将棋」と呼ぶ。
 このように画像化された将棋は、これまでの将棋を一変するであろう。経験さえ積めば、棋譜や駒組みが画像・映像として捉えられるからである。それゆえに、直観や画像認識力に優れた人は棋譜や駒組みを一瞬にして把握できるであろう。相手の王将の詰みへの手順も、走馬灯のように一連の画像として頭に浮かぶであろう。
 例えば、アナグマの駒組みの場合を想定してみる。標準的な駒組みは○○の模様をしており、最強の駒組みは△△の模様をしており、・・・などとなる。その模様(これらの模様は棋士が記憶している)との比較で、相手陣の駒組みが「黄色となっているところが茶色になっている」、「赤色となるべきところが灰色となっている」などと瞬時に判断できるであろう。それゆえに、相手陣のアナグマの弱点や強点なども瞬時に発見できるであろう。もし弱点ならば、そこを付けばよい。もし強点ならば、そこを崩すことを考えればよい。そうすると、数手先までの手順が一連の画像として頭脳に浮かぶであろう。
 現在の囲碁と将棋のプロ棋士高段者間では、短時間で読める手数に大きな隔たりがある。もちろん囲碁の方の手数がはるかに多い。画像化された将棋では、修練しだいで、人は短時間で読める手数が今よりもはるかに多くなるであろう。それゆえに画像化された将棋では、人間は現在よりももっと強くなるはずである。
 画像化された将棋に強くなる条件も変わってくる。今よりも、直観力や画像認識力が強く要求されるであろう。要求される論理処理能力は今より弱くなるかもしれない。このような条件を満たした画像化された将棋の高段者は電脳に負けないであろう。
 ただ残念なことに、直観型処理が比較的苦手な人(私もそう)は将棋が一層弱くなるであろう。もちろん現在の高段者が、画像化された将棋の世界でも強いとは限らない。ひょっとしたら、羽生さんも米永会長もアマチュアにコロコロ負けるかもしれない。

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