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2007年7月14日 (土)

小沢民主党の勝利を

 参議院選挙が公示された。私は、小沢氏のいうように、政権交代可能な2大政党制を望む。もちろん、核となる2大政党の回りに複数の小政党が存在していてもよい。
 衆議院で大勢力を持つ与党である自民党・公明党の近頃の横暴は目に余るものである。もっと議論を尽くすべき法案をゴリ押しで成立させている。政治と金の問題も国会で議論すべきものなのに、それらについては議論の糸口さえふさいでいる。農林大臣の事務所費問題については、安倍総理の対応に失望している。
 そして、考えられないような年金諸問題が発生している。その根本的原因は「政権与党と官僚の間の緊張感の欠如」が長期に続いたことにあると思う。過去に本当の意味の政権交代が何度かあれば、年金諸問題が生じ、しかもそれらが長期間も放置されるようなことはなかったと思う。アホな役人ども、仕事をしない役人どもを誰が監視するのか。やはり政治・政治家が監視しなければならない。○○とハサミは使いようである。
 民社党の政権担当能力に疑問を抱く国民は多い。私もその1人である。しかし、政党・政治家は国民が育てなければならないという側面もある。つたない政治かもしれないが、とにかく何度か政権を担当させ、その能力を向上させることに国民は手を貸す必要がある。小沢氏は一度失敗しているから、今度はもう少しうまくやれると思う。政権担当能力に疑問があるからという議論では、何時までたっても自民党政治が続くことになる。つまり政権交代がない政治が続くことになる。
 万年野党の政治家であることには多くの欠点がある。例えば、万年野党の政治家には各省庁からの重要な情報が届けられないことが多い。政権交代があれば、多数の政治家が万年野党を脱し、多くの重要な情報に接する機会が増えるであろう。また、万年野党を脱すれば、常に政治の現実に向き合わなければならなくなる。
 政権交代のある国家、それこそが「開かれた社会」である。ここでいう「開かれた社会」はK. ポパーのいうそれであり、小沢氏はこの構想・概念に熟知しているはずである。この点については、かなり前の当ブログで記述した。
 とにかく、今度の参議院選挙では与党の自民党・公明党が議席の過半数を制するような事態を招いてはならないと思う。私は、小沢氏の政治哲学は評価するが、「それ以外はどうも」というのが本音である。それでも、政権交代可能な2大政党制の確立という小沢氏の意気込みに賭けたい。(私は、小沢氏は党首や総理に向かないと思う。政権の参謀・黒子に徹することが最良だと思う。党首、総理としては、小沢氏は演説が下手である。まるで、幼稚園の保爺(ほじじ)が園児に話をしているようである。) さらにいえば、自分の選挙区には投票したい人がいない状態であるが、民社党の1票を投ずるつもりである。

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