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2007年9月17日 (月)

秋冬物商戦、革ジャケットは流行するか

 首都圏でも、秋冬物の商戦が始まった。9月8日の日経新聞によると、首都圏では革ジャケットや革ブルゾンが婦人物、紳士物ともに好調な出足であるという。そして、これらが今後ヒットする可能性があると述べている。はたしでそうであろうか。
 以前の当ブログで述べたが、秋冬物の売れ筋や流行はまず札幌で観察されるケースがほとんどである。だから日経の記事のように、東京やその周辺の店舗の8月下旬から9月初めの売れ行きからその秋以降の売れ筋や流行を占うのは早急である。
 ここで次の2つのことを考慮しなければならない。①秋冬物の売れ行きは札幌の方が首都圏よりも1ヶ月以上も先行する。②札幌は東京の飛び地であるから、札幌と東京の売れ筋や流行には差異がないはすである。これらから、9月上旬、あるいは中旬で首都圏の秋冬物の売れ行きを占うためには、札幌での秋冬物売れ行きの情報を参照することが不可欠なのである。
 もうひとつ考慮すべきことは革製衣服が循環消費の典型的な商品であるということである。これも以前の当ブログで述べたが、革製衣服は8年毎に販売のピークがある。このピークはきわめて大きいものと小さなものがある。私の知っている大きなピークは1989年か1990年である。それから計算すると、革製衣服のピークは2005年か2006年にあったはずである(これらのピークが大きなものか小さなものかは不明である)。つまり、今年ごろから革製衣服は下降傾向を示すはずである。だから、今年の革ジャケットや革ブルゾンの売れ行きは昨年ほどにはならないであろう。
 なお、流行は地域間でハコウ性を示すことがある。つまり、首都圏などで先行する流行が遅れて地方に波及することもある。革製衣服でも、そのような性質を持つ。それから考えると、地方での今年の革ジャケットや革ブルゾンの売れ行きが増加することもありえる。
 上記のように、秋冬物販売では札幌が首都圏に1ヶ月以上も先行するということがマーケティングの世界では無視されているようである。札幌の売れ筋や流行を観察・推察してから、それらを首都圏に投入すべきなのである。マンションメーカーがほとんどである婦人物では1ヶ月のリードタイムがあればそれらの生産は可能であろう。そうすれば、売れ残りも少なく、常に勝ち組になるであろう。

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2007年9月 8日 (土)

ミーハーグルメを見逃すな

 これからの飲食店はいかにしてミーハーグルメを呼び込み、顧客化するかということが大事な戦略となる。
 テレビや雑誌などに取り上げられた飲食店は、その提供するものがA級グルメかB級グルメか、はたまたC級グルメかにかかわりなく、比較的多くのお客が押しかける。つまり、ミーハー的なお客が多いということである。このお客をミーハーグルメと呼ぶことにする。比較的客単価の低い飲食店では、回転率が重要であるから、このミーハーグルメをいかにして呼び込むか、そして顧客化するかということが重要な戦略となる。この戦略は以下の点から構築すべきであろう。優先順位は以下の番号どおりである。
 ① 特徴を出す。おいしさよりも他店にないもの、珍しいものを提供する。例えばヤキトリ店では、若い女性だけの店員を配置する。あるいはタクアンならば、通常のそれに梅味、コブ味、アズキ味などのものを提供する。トンカツならば、ころもになにか追加するなり工夫をこらす。これによって、マスコミなどへの話題づくりとなる。
 ② さらに、ひと手間かける。例えばサンマの塩焼きでは、骨まで食べられるようにする(圧力鍋で焼けばよい)。ヤキトリならば、塩焼きの時にスダチなどをひと掛けする。
 ③ さらにもう一品、もう一切れを追加する。これらは、もちろん無料である。それで、安いわりに、ゴージャス感を持たせる。例えば宇治金時ミルク氷ならば、そこにメロンやマンゴーの一切れを追加する。コーヒーならば、小さな最中や大福を添える。あるいは、季節のものや旬のものの料理を少しだけ追加的に加える。例えばヤキトリでは、たらの芽のテンプラの一切れを追加して出す。
 ④ おいしさを追求する。おいしさの評価は相対的な面もあるので、戦略の順位は下位の方にくる。もちろん、マズイものは論外である。

 以上がミーハーグルメを呼び込み、顧客化するための戦略の柱となろう。さらに、これらに幾つかを追加すれば万全に近いものとなろう。なお、この点ではラーメン店が先行しており、これらのやり方が大いに参考となろう。

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2007年9月 2日 (日)

二重計上、三重計上はあたりまえ、べらぼうめ

 自民党の玉沢代議士が代表を努める組織が政治資金収支報告書で同じ領収書を使いまわしていた。同じ領収書がコピーなどで複写され、この金額が五重に計上されていた。自民党などの代議士先生の政治資金収支報告書では、これまでも二重計上や三重計上があたりまえのように見られた。このようなことは、これ以後も見つかっており、今後も多く見つかるであろう。この操作は極めて悪質であり、単純なミスではない。
 これまでに判明していることは、1枚の領収書を同一代議士の組織などの間で多重計上していることに留まっている。これらの処理はもっと根が深いものと思われる。多分、1枚の領収書が多くの代議士の組織の間でタライマワシのように使われているものと思われる。マスコミ、ボランティアなどの方々にこの面での探査・追及を望みます。
 これらのことから政治資金規正法が性善説に基づいてはならないといえるであろう。代議士先生はほっとけば悪事を行うという「性悪説」から規制すべきである。だから、この法に追加すべきことは以下のようになろう。
 ①すべての支出金額は領収書やそれを証明すべき書類を添付する。1円以上の領収書を添付するのは手間がかかるとの反論があるが、これは現実を知らない人の言葉である。例えば会社員が急に必要な文具を80円で購買した場合を想定してみよう。この場合は、清算が面倒なので、自費でまかなう。通常は、このように小額な経費は自腹を切るのである。代議士先生は政治活動に対して1円でも自腹を切りたくないのであろうか。
 ②領収書はコピーを用いてはならないと明記する。明記しないと、法文にないからという言い訳が用いられる。
 ③報告書は電子化したものを提出する。そうすることにより、個々人の組織間や代議士間での領収書のタライマワシを簡単な見つけることができる。また支出費目毎に代議士間で比較でき、あの先生は高額な事務所費を使っているなどのことが分かる。
 ④罰則を設ける。不正記入・計上があった場合は、その金額の10倍を国庫に収める。また、その不正をみつけた人には、その金額の2倍を報償として支払う。これらの負担は当該代議士が行う。このような罰則を設けておけば、収支報告書の公認会計士や税理士の認可は不要となる。さらに、その認可に伴う経費分だけ代議士先生の節約となる。
 ⑤ご褒美を設ける。罰則があるのであるから、褒美も必要となろう。つまりアメとムチで代議士先生を調教するのである。ご褒美は次の通り。「10年間不正がなかった」場合に10年間当該先生のご真影を金縁の額に入れて国会議事堂の玄関に飾る。この経費はもちろん国庫負担である。
 
 陣笠先生もて悪事をなす。いわんや閣僚をや。

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