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2007年11月17日 (土)

パチンコキメーカー京楽の躍進

 パチンコ機メーカー京楽(非上場)の売上高が急速に増加している。最近になってわかった京楽の最新の年間売上高を過去のそれとともに示すと次のようになる。単位は10億円。参考のため、老舗のSANKYOの年間売上高・同見込みをカッコ内に記載しておく。
    2005年6月期・・・ 45.2 (2006年3月期・・・214.5)
    2006年6月期・・・101.5 (2007年3月期・・・197.7)
    2007年6月期・・・273.1 (2008年3月期・・・240.0)
私は当ブログ(10月13日)で、京楽はパチンコ機メーカーの勝ち組で来年頃にはトツプに躍り出るであろうと予測した。その予測の確度は、今回の会社発表の数値でより高められたと思う。
 私は遊技機規則改正がパチンコにはプラスで、パチスロにはマイナスであるとも述べてきたが、京楽の売上高はその見方を裏付けていると思う。またSANKYOの今中間決算での発表文では、下期にかなり強気のパチンコ機販売目標をかかげているが、それは新型の新世代パチンコ機次第で達成できるであろう。京楽やニューギンが先行している新世代パチンコ機がこれから市場により多く投入されるようになれば、パチンコホールはより活況となろう。
 それにしてもパチスロ市場は悲惨すぎる。パチスロ業界のドンが『現行規則内における解釈基準の変更を当局に求めていく』と発言しているほどである。パチスロホールの状況を観察していると、この発言もやむをえないと思う。おそらく警察当局も、自分たちの利権が縮小する状況を見過ごすことができないだろうから、近いうちに新基準の5号機が発売されるようになろう。

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2007年11月 3日 (土)

アクセルの業績とLED制御素子の怪

 ジャスダックのアクセル6730が08年3月期の中間決算を発表した(10月25日)。この決算内容は予想通り良好であった。例えば売上高と純利益は次の通りである。カッコ内は当初の会社見込み数値である。この当初見込み数値も意欲的なものであった。
   売上高48億円(47億円)、純利益13.62億円(12.16億円)。
さらに、高額の受注残高があった。それにもかかわらずに通期見込みは据え置いた。
 この決算により株価は少し上昇し、30万円前後で推移している。たが私にいわせれば、この程度では物足りない。以前の当ブログ(8月5日)でも述べたが、私のアクセルの株式評価は「買い」であり、今年度末までの目標株価は最低で45万円である。最近発表された某社の評価では50万円であった。
 アクセルの今後の業績評価で見逃せないのがLED(発光ダイオード)制御素子AL-1の存在である。今年6月の株主総会後の懇談会での社長の発言やもらった資料によるとこの素子は次のようになる。「この素子(資料ではAX-7)は今年後半に販売する予定である。1個100円程度であるが、パチンコ機1台あたり10個から20個使う。」アクセルの主力製品のグラフィックス素子AG-2が1個あたり2000円弱(パチンコ機1台で1個使用)であることを考慮すると、LED素子の業績への貢献度が想像できよう。
 第一四半期の決算でこの素子による業績向上があったと述べている。中間決算では、「当中間会計期間から量産販売を開始したAL-1の販売も順調に進展した」とある。ところが不思議なことに、アクセルのホームペイジの製品一覧やカタログにはこのLED素子は掲載されていない。第1四半期決算発表以降に、私のその性能などが知りたいため会社のホームペイジを注視していた。それにもかかわらずに11月2日現在でもこの素子の製造販売には一切ふれていないのである。
 この「LED素子の怪」は何を意味しているのであろうか。私の推測、多分当たっている推測は次の通りである。LED素子の受注残が大量に積みあがり、生産が間に合わない状況が夏以降も続いている(アクセルは受注生産で、その生産を外部に委託している)。さらにいえば、この製品は他社がまだ生産していないので、この製品スペックを公表したくない。つまり独占的状態をしばらくは続け、先行者利益を得ていたい。
 上記の推測が正しければ、アクセルの08年3月期の通期業績は当初見込みを大きく上回るであろう。

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