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2008年7月29日 (火)

パチンコ・パチスロ市場の下半期展望

 パチンコ・パチスロに使う半導体メーカーの株式を保有しているため、この市場動向に注目している。以下は気分転換と実損をかねて東京区部と周辺部のホールめぐりをした結果である。
 6月が7月にかけて、サミットに伴うパチンコ・パチスロの新型機導入自粛期間が30日から45日もあったが、ホールの客足は以前と変わりがなかったようである。この期間に発売予定の新型機はサミット後、つまり7月下旬頃から順次発売されている。
 昨年央頃からパチンコホールの客足は増加傾向が続いており、設置台数も微増傾向を示している中で、稼働率も高止まりしているようである。新型機の導入がない自粛期間でも、客足と稼働率はこのような状況が続いていた。新型機の導入がやや多くなる下半期では、一層客足が多くなり、高稼働率を維持しながらも設置台数はやや増加するであろう。
 パチスロは設置台数が低下傾向を示す中で、ホールの客足は昨年央頃よりもやや回復しているが、稼働率はそう高くない。もうしばらくは、このような傾向が続くであろう。
 以上から、パチンコ機メーカーの総販売台数は下期にはかなり増加するだろう。しかも検定を通過した機械には大量販売が期待できる高額機がかなり含まれているから、総販売金額もかなり増加するはずである。
 パチスロは新型機による客足増がそう期待できないので、下期もこれまでの傾向を継続するであろう。つまり総販売台数が微増で、総販売金額が微減となろう。
 近年になってみられるパチンコホールの客層の特徴についても付記しておこう。客層の最大の特徴は高齢者の増加である。定年退職者、あるいは年金生活者とみられる人たち、それも夫婦での来店が多い。もちろん、単独で来店する高齢女性もかなり多くなっている。甘デジ、あるいは遊パチと呼ばれる比較的低い金額で長時間遊ばれる機械、いわば「低リスク、低リターンのパチンコ」の普及もこれらの人たちの来店を後押ししているようである。

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