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2009年3月 5日 (木)

定額給付金の使途としてのパチンコは悪か

 国民への定額給付金の支給が確定した。少し前に、オーストラリアでは同じような給付金が支給され、それがスロット業界にかなり流れたという情報がもたらされた。そこから、わが国でも、定額給付金を手にした国民のかなりの人がパチンコ・パチスロ(以下、バチンコという)で使うのではないかという見方が広がり、このような使途は悪であるという意見も出始めている。麻生総理の言うように、定額給付金が景気刺激策の一環であるという限定の下で以下に私見を述べておきたい。
 結論からいえば、定額給付金の使途としてのパチンコは二重丸である。パチホールで使われるお金はホールの人件費、物件費、その他に転化する。人件費は、当然国内での支払いであるから、次の経済循環に向かう。物件費の大半を占めるパチンコ機械代金は、国内で製造され、その資材や部品もほとんどが国産品であるから、その大半が国内での次の経済循環に向かう。それゆえに、パチンコ支出は景気への刺激からみると最良のもののひとつとなる。
 これに対して、衣料品をユニクロで購買する場合を比べてみよう。この場合は、販売されている商品は中国で製造され、その資材のほとんどが中国製品であるから、国民がユニクロで使った代金のかなりの割合が中国に流失する。だから、定額給付金の使途としてのユニクロは三角であり、丸はあげられない。衣料品を買うなら、せめて製造・縫製加工だけでも国内で行われたものを選択したい。
 なお、上記によるバチンコホールの利潤の行方も気になるであろう。かの将軍様に流れるのではないかと心配する人もいるであろう。私は、将軍様に流れるとしても、極めて少額であろうと思う。その理由は、警察庁が拉致問題に本格的に取り組み、かの国やその関連組織・施設に厳しい目を向けていることである。しかもバチンコホールは警察当局の管轄下にある。だから、将軍様に大金を献上したくても、不可能な状況にあると見る。
 それに比べたら、ウノちゃんのポッポに流れる金額の方がはるかに多いのではないだろうか。幸いなことに、大金を手にしたウノちゃんは貯金に励むなどという非国民的な行動はとらないで、そのほとんどをエステや化粧品に費やすであろう。景気刺激策としてみると、このウノちゃんの行動には丸があげられよう。目立ちがりやの総理は、ひょっとすると、ウノちゃんに「景気刺激感謝状」を贈るかもしれない。

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