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2009年4月16日 (木)

定額給付金申請書のおそまつ

 世田谷区から定額給付金の申請書が送られてきた。この申請書の書き方などは「高齢者に優しい」とはいえない。この点について言及してみたい。
 申請書の用紙は一枚で、記入箇所も少ないので、その面ではよいと思う。「申請書・兼請求書」では、まず、この意味が分からない。(どちらか一方にすべきであり、国民の権利の方を重視するなら「請求書」とすべきである。この場合は、すべての箇所を請求書と書き換えることになる。) もちろん、お上を重視なら「申請書」である。
 この用紙には、「記入例を参考に・・・記入してください」と記載されているが、その記入例がない。記入の仕方の説明文は添付されているが、そこにも記載されていない。区の広報「せたがや」4月15日発行でも、記入例がない。最も、こちらは「申請書」となっている。そして、私には不思議に思えることに、捺印が不要なことである。普通、申請書や請求書には捺印が必要なはずである。
 「定額給付金の受け取り口座」用紙も、記入例があった法がよい。さらに、ここには「口座通帳またはキャシュカードの写し(コピー)」の添付が必要との記載がある。この口座やキュシュカードなども、具体的な例示がない。例えば、私は預金通帳のコピーを添付するつもりであるが、通帳のどの面をコピーしたらよいかは、文面からは判断しにくい。私の通帳では、1面では氏名が漢字表記のみとなっており、2面では同カタカミ表記のみとなっている。多分、両面が必要だと思うが、文面からはそのように判断しにくい。ここには、幾つかの通帳のコピーのサンプルを掲載しておくべきである。
 申請書類説明書には、広報も含めて、もっと具体的な例示を多く記載すべきである。現状の下では、多くの高齢者が書類の記入などにまごつくであろう。分からないところは電話のフリーダイヤル03-5432-××××で聞いてくださいとなっているが、その電話がつながらない。
 行政は、もっと区民の現況に真摯に向き合う必要がある。この例では、文面などの確認作業として、事前に世田谷区は現状の文面などを用いて幾人かの高齢者に実際に記入してもらったのだろうか。そして、記入した高齢者の意見(説明文や文字の大きさなどについて)などを聴取したのであろうか。
 世田谷区の取り組みとして良いこともある。それは臨時窓口を設けていることである。そして、幾つかの出張所は土曜日も窓口を開設していることである。

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