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2009年9月10日 (木)

国家戦略局の戦略がイヤ、神算では

国家戦略局の戦略がイヤ、神算では September 10, 2009政治
 政権を担う民主党の看板である国家戦略局の「戦略」に不安や不快の念を持つ人がかなり存在している。どうしても「いくさ」というイメージや残像が浮かぶようである。英訳される場合は、多分、strategyが使用されるであろう。そうすると、strategic bomber (戦略的爆撃機)から、国民には忌まわしいB52が連想される。私は、程度は低いが、その1人である。国家戦略局という言葉は平和を希求する日本というイメージを損ねるかも知れない。
 そこで別の名称に変更することを提案する。私の提案は「戦略」の替わりに「神算(しんさん)」という言葉の使用である。「神算」の意味は辞書では「思いもよらないような巧みな計略」などとなっている。これを用いて、例えば「神算方針策定局」とする。もちろん、そこの局長や局員は「神のような英知」はないから、若干のコソバユサを感じるかも知れないが。新しい船出だから、少し気張ってもよいであろう。(ひょっとして、中国人ならこの言葉を真っ先に選択するかもしれない。)
 国家戦略局に多くのことを期待している国民は多いはずである。だからこそ、言葉の使い方にも配慮してほしい。菅さん、どうですか。

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2009年9月 6日 (日)

政府の無駄遣いと会計検査

 政府の無駄遣いがあちらこちらで露見している。国民が知らないところで、まだ多くの無駄遣いが行われているものと思われる。この無駄遣いを減らすことは会計検査院の役割でもある。しかし、会計検査院はその役割を十分に果たしてきたといえるであろうか。私は、断じて否と叫びたい。そこで、会計検査(以下では、会計検査院と言葉の重複を避けるために会計監査と呼ぶ)のあり方について、3つの提案を行いたい。
 1つは会計検査院の職員の定年延長である。会計監査を職務とする職員は、本人が望めば、65歳あるいは70歳までその職務に留まることが出来るようにする。もちろん、一定の年齢以上になれば、処遇はそれ以前とは異なることになる。
 現在は、50歳前後でかなりの職員が辞職し、他に職を求めている。このため、問題が生ずる。会計検査院は民間企業と接点がほとんどないので、いわゆる天下り先を他省庁から紹介・斡旋してもらっているのが現状であるといわれている。例えばA省から、毎年幾人かの職場を紹介・斡旋してもらっている場合に、そのA省の会計監査が厳格・公正であるといえるであろうか。おそらく、A省の会計監査は形だけのものとなり、A省からのオミヤゲ(痛くも痒くもない瑕疵で、簡単に見つけられるように作られているもの)だけが会計検査報告書に載せられるであろう。つまり、大きな瑕疵を見逃すことになる傾向が強いはずである。
 上記のように定年延長することにより、監査する側が監査される側に「借り」を作らなくて済むようになる。これにより会計監査が今以上に厳格・公正になるであろう。その結果として、多くの無駄遣いが縮減されていくであろう。(かつて私は公務員であった時期があり、そこで多くの無駄遣いを目撃している。民間では信じられないようなお金の使い方をしているケースも多かった。)
 2つ目の提案は、主要省庁内部に「会計監査」を担当する独立部署を設置することである。部署の規模などは省庁ごとに異なっていよう。現在は、各省庁の会計課などが会計監査を担当しているようである。例えば経済産業省では、大臣官房の会計課がそうである。これを独立させるのである。費用・予算の大きい仕事・任務などの会計監査は会計検査院が担当し、それ以外をこの会計監査部署が担当するのである。ルーチンワークなどの支出もこの部署が担当する。そして、この会計部署の監査した過去の実績の幾つかは会計検査院が定期的に再検査するのである。そうすれば、同一省庁内という馴れ合いは通用しなくなる。
 各省庁には特有の費用や支出があり、それらのすべてを会計検査院の職員が熟知することは難しいはずである。このため、これらを会計検査院が監査するとなると、かなりの期間や人員を要するし、十分な監査が不足しがちとなろう。この点への対処として、各省庁の内部に「会計監査」を担当する独立部署を設置するのである。費用・予算の小さい仕事やルーチンワークにも無駄遣いが多いはずである。
 私は民間の大手電機メーカーに勤務していた時もあったが、そこでは多種類のリベートが用いられていた。それらには様々な呼称があり、外部者がそのすべてをリベートと認識することは難しかった。だから、国税庁から来る担当者も、短期間では、十分な査察が出来なかったはずである。もちろん、会社内には監査部があり、ここに所属している監査担当者はこれらのリベートにも熟知していた。このようなこともあり、地方の営業所の会計担当者は内部監査を恐れていたが、外部監査となる国税庁の査察には気楽に対応していた。もちろん、国税庁査察時には、上記のようなオミヤゲも用意していたが。
 3つ目の提案は、会計検査院の監査結果に対する再監査である。国会などが、不定期的に公認会計士に依頼して監査結果の幾つかの再監査を行うのである。もちろん、これを担当する公認会計士には政府支出の勉強をしてもらう必要があるだろう。これにより、役人同士の馴れ合いを防ぐとともに、会計検査院の監査に国民目線を導入するという効果も期待できる。会計検査院の監査と公認会計士のそれが異なる場合も生じよう。その際は、国会でこれを討議すればよい。
 以上により、政府支出のかなり多くが節約されることになろう。私は、国家予算の1割以上が無駄な支出とにらんでいるが。

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