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2010年10月17日 (日)

おかしいぞ、スーパーのつり銭言葉

 スーパーなどで買い物をし、つり銭を返却される時に店員が発する言葉がおかしい。最近のほとんどのスーパーではつり銭機能付きのPOSが導入され、支払い時に発生するつり銭がPOSから自動的に出てくる。その際、店員は自分でつり銭を確認せずに、お客に『(つり銭を)お確かめください』といいながらつり銭を渡している。私が利用するスーパーは3店舗であるが、そこのほとんどの店員がそういう応対をしている。
 これはおかしい。本来は店員がやるべき確認作業をせずにお客にやらせている。例えば、私がある買い物をして999円のおつりを受け取る場合は次のようになる。POSから999円のつり銭が硬貨で、100円玉、10円玉、1円玉が入り混じってゴシャゴシャと出てくる(簡単のため500円玉などがないものとする)。店員はそのゴシャゴシャをそのまま私に『お確かめください』といいながら手渡す。その場で私にそれを確認せよと店員が迫るのである。私の後ろに何人かのお客が並んでいる場合、その確認は難しいであろう。
 作業時間の節約を図るために、こんな馬鹿なことが普及しているのであろう。POSだってエラーをすることがあるのである。店員がまずつり銭を確認して、それもお客が目で確認できるような状態で、例えば手のひらの上で整然と硬貨を並べて確認して、その後にそのつり銭をお客に渡しながら『お確かめください』というのが筋であろう。もっとも1円や10円の硬貨1枚のつり銭の場合のみ、これを店員が確認して、その後に『お確かめください』とお客に渡している。この場合、お客は戸惑う。
 まさかスーパーの経営者は「店員がPOSよりもはるかにバカだ」と認識しているわけではなかろう。そうなら、「私の店舗の店員はつり銭を正確に計算できません。そのかわり、POSが正確につり銭を計算しています。」という大きな張り紙を店内に掲示すればよい。

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