ウィルスメール2
前回のウィルスメールの続きです。前回は「銀行取引」関連の事項をテーマとするウィルスメールについて述べましたが、「銀行取引」もかなり時間が経過したことからだと思いますが、5月初旬ごろまでにその種のメールは送信されなくなりました。それから2週間くらいは、別のテーマのウィルスメールがジャカスカ送信されてきました。(現在は、これらもありません。)
別のテーマのウィルスメールはたちが悪い、あるいは巧妙だと思い、その内容を報告します。以下を、外国からインターネットで何かを購入した人、それも複数のところから幾つかの品物を購入した人は心に留め置いてください。
メールの内容は、①商品の購入有難うございました、②次のように送付しました(下記の記号のみ記載)、③疑問があれば下記をクリックしてください、という構成です。一番の特徴は商品名がどこにも記載されていないことです。それに代えて、②で記号、例えばABS356、GHF784のように記載されています。そして、「これらの詳細は添付メールを参照」として、メールが添付されています。この種のメールは①、②、③の内容とも比較的簡潔で、かつ類似の内容になっています。言うまでもありませんが、添付メールを開封したり、記載アドレスをクリックしたら、例の「身代金」ウィルスにあなたのパソコンが感染する確率が大となります。
幾つも海外に商品を発注し、そのうちの幾つかが届いていない人を想定してみます。そうすると、このメールの威力、特に②のそれが理解できると思います。おそらく、このような状況を想定し、悪人はメールを送信しているものと思います。そして、これに騙された人が多いから、上記の内容になっているものと思います。
不幸にしてというか、私は海外からインターネットで商品を購入することはありません。そもそも海外の業者を信用していないので。幸いにして、海外からネットで多数の商品を購入する人や、これから購入しようとする人たちは、それから生まれる上記のような不幸に留意してください。
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コメント
ありがとうございました。私ヘのメールは、英語がよくわかりませんので削除しましたが、それが正解かも。
投稿: 東京人 | 2016年6月14日 (火) 12時24分